長年海での釣りに親しんでいると、次第に夏の暑さや強烈な日差しにも慣れてきて、逆にそれが無ければ夏が始まった気になれないものでした。
ですがそれも若い頃までで、老化と共に次第にバテが来るのも早くなり、逆にだんだん涼を求めたくなってくるものです。
そんな中、ちょっとした憧れとなっていたのが涼しい山上湖での釣り。管理された湖での釣りとなると、禁漁区だの入漁料だのといったルールが耳に煩く聞こえたものですが、むしろ今では優雅で洗練された釣りとしてのイメージが強く、一度はそういった環境での釣りを体験してみたいと思っていたのです。
幸いな事に神奈川住まいの私にとって、芦ノ湖という格好のフィールドがありました。勝手は良く分からないものの、それに見合っていそうなライトタックル自体は揃っていたのは幸い。せめて陸っぱりでのんびりとバスでも釣りたいと、意を決して出掛けてみたのです。
朝もやが混じる芦ノ湖北岸の湖畔は空気も涼しく、やはり雰囲気からして海とは違います。朝の美味しい山上湖の空気を存分に吸い、朝食と目ざましのコーヒーを飲んだ後は、予めネットで調べていたフィッシングロッジに出向き、1日タイプの入漁券を購入。これを見易い様ワッペンの様に肩に着け、最北の湖岸へ。
持ってきたルアーは淡水のバス相手でも使えそうなトップやミノーといった5センチ前後のプラグ類。ちなみに芦ノ湖はワーム等のソフトルアーは禁止となっていて、根魚やチヌ狙いのホッグ系ベイトは使えず残念。
静かな湖面の、いかにもバスが着いていそうなブレイクや障害物を少しづつ徒歩で移動しながら探し回り、くまなくトップやミノーをキャストし探っていきます。
結果から言えば、朝の2時間程を粘ってノーフィッシュに終わってしまいましたが、やはり山上湖らしい清々しい雰囲気の中での釣りは大変新鮮でリラックス出来、またすぐに訪れたいと思わせるものでした。歯を白くする歯磨き粉以外ってあるの?